ウミホタルの生態
(4)集団自然発光



 

■集団自然発光とは

 1993年10月、千葉県南房総の通称「星の浜」ではじめて確認された現象で、発見したのは、千葉県内の高校教諭(当会メンバーも含む)や、阿部勝巳先生(元静岡大学助教授)ら。たくさんのウミホタルが一斉に発光しながら、徐々に砂浜に打ち上げられてくる、という現象。後日、この現象を「集団自然発光」と命名した。
 その後、テレビや新聞などでこの不思議な現象が取り上げられたが、集団自然発光の起こるメカニズムや生態学的意義については一切解明されていない。
 1997年11月、小規模な集団自然発光の様子や、集団自然発光後に砂浜に打ち上げられた多数のウミホタルの映像撮影に成功(日本テレビ「ズームイン!!朝!」で放送)、その後1999年10月に世界で初めて集団自然発光の写真撮影に成功した。
※なお、詳細な場所については、乱獲などにより、生態系や今後の研究調査に支障を来す恐れがあるため、非公開とさせて頂きます。

 1999年の集団自然発光の写真はこちら

■集団自然発光でみられるウミホタルの発光パターン

 これまでの調査で、集団自然発光でのウミホタルの発光パターンは「らせん旋回発光パターン」や、「回転発光パターン」が主で、回転発光パターンを示すウミホタルは、水面に浮かんでおり、波や潮の流れで流されるため、海面に円を描くだけでなく、直線を描くように発光することもある。また、この発光パターンを示すウミホタルは、砂浜に次々と打ち上げられてしまう。

■仮説−集団自然発光のメカニズム

((現在編集中・・・もうしばらくお待ち下さい))

■現在の研究

((現在編集中・・・もうしばらくお待ち下さい))




戻 る


Copyright© ウミホタルショー実行委員会・千葉県立幕張西高等学校科学同好会 1992-2006.All rights reserved.
無断転載を禁ず。