ウミホタルショーの歴史(2)
<ウミホタルショー実行委員会によるウミホタルショー>
12月5日(1996年) 企画委員会 12月14日 企画説明会 以降、脚本・音楽・ポスター作成など、各部門に分かれて準備が行われた。 | |
4月1日(1997年) 装置搬入 ウミホタルショーに必要な装置をすべて会場に搬送した。ショーに必要な設備はトラック一台分に相当。実はこの搬送が最初に大変な作業の1つとなる。写真はショーに必要な設備の一部。この他に工事用鉄パイプなどが多数ある。 | |
搬入直後の様子。会場内に必要な鉄パイプが配置される。(右写真) | |
4月2日 装置設営(やぐら作成) ショーの装置をセットするためのやぐらを組み始める。各装置や会場内の配置を考慮しながらの作業となる。 | |
4月3日 装置設営(やぐら作成・配線設置・装置点検および補修) ショーの装置の土台となるやぐらが完成する。続いて、主要な配線を設置し、各装置ごとの点検及び補修が行われる。装置の中にはすでに老朽化が起こっているものもあり、念入りにチェックが行われた。右写真は主要な配線を設置した直後。一部の仕掛けも同時に設置していく。 この日の深夜、ショーで使われるウミホタルの採取が行われた。 | |
4月4日 装置設営(各種装置設置および補修・点検)、公開リハーサル この日の午前で主要な装置の設置及び点検が終了する。最終チェックを兼ねて、公開リハーサルが行われ、リハーサル終了後には最終調整と補修が行われた。下写真はメイン操作盤付近。まだ調整が終わってないため、周囲がまだ整理されていない。右写真は公開リハーサル前。配線からウミホタルを入れるビンが吊り下げられている。 | |
また、この日も深夜にかけてショーに必要なウミホタルの採取が行われた。右写真は採取直後のウミホタルをネットに移し、軽く手でもんで刺激を与えたところ。かなり強烈に発光するため、古いビデオカメラでも十分撮影可能だ。 | |
4月5日 最終調整、公演 ショー本番の公演に向けた最終調整。各装置に不備はないか、再度チェックが行われた。また、進行や台本の最終確認など、本番に向けた打ち合わせなども行われた。 右写真は、ウミホタルショーに訪れた、元静岡大学助教授・阿部勝巳先生(右側)。 | |
ウミホタルショーでは、いきなりウミホタルを光らせるのではなく、物語や生演奏などを織り交ぜ、徐々に会場の照明を落としながら、クライマックスで会場を暗転させ、ウミホタルを発光させる。この発光もBGMに合わせ、数々の見せ場が存在する。ショーの最後には全装置フル稼働で会場中がウミホタルの光で満たされる。 この休暇村館山でのウミホタルショーの模様は、日本テレビ系列「ズームイン!!朝!」で放送された。 | |
4月6日 解体、搬出 すべての装置が解体、梱包され、会場より搬出し、保管場所に保管された。 4月1日の搬入から6日間、特にウミホタルショー本番までの間、一日数時間の仮眠のみでほぼ徹夜の作業が続けられた。もっとも、ウミホタルショー実行委員会メンバーは仲間で楽しみながら作業を進めているわけで、大きな楽しいイベントとしてウミホタルショーを作り上げていると言った方がいいかもしれない。 | |
ウミホタルショー終了直後の打ち上げ。鈴木委員長の乾杯 | 自分たちのためだけにウミホタルショーのアンコール。写真はその直前 |
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